東京都にお住まいのH様のご依頼で雑誌 PLAYBOYのケイトモスが特集された、60周年記念号の額装を製作しました。
雑誌の額装はかなり以前に(もう5、6年になるでしょうか?)一度だけ手がけた事はあるのですが、しっかり予算をかけて本格的にというのは今回が初めてだったので、お客様とのメールでの打ち合わせから仕上がりまでとてもエキサイティングな体験でした。
額縁は「Eternity Black」、マットボードは「コットンスエード白」で額装しました。
クールな中に柔らかさも兼ね備えた額装でケイトモス×PLAYBOYのイメージにぴったりです。
雑誌も立体的に飾ると立派にアート作品の体(てい)をなしてくれます。
僕は今まで額装によって「これは魔法じゃないか?!」と思えるほど、作品が生まれ変わるのを数多く体験して来ましたし、逆に巷では額装のせいで残念ことになってしまったと嘆いている人や残念なことになっていることにさえ、気付いていない人が沢山いるのも知っています。
だから、額装には少し頑張ってでも予算をかけていただきたいのです。
立体の側面も黒く塗装しております。
雑誌を立体的に額装する場合、「雑誌をどのように固定させるのか」
重要なことはこれ一点と言ってもいいですね。
皆様もページがペラペラめくれる雑誌をどうやって固定させて額装するの?って思いますよね。
見栄えもとても大切ですし。
答えは雑誌がピッタリ収まるアクリルケースを作ってその中に雑誌を入れているんです。
今回は少しでもご理解いただきやすいようにするために画像をいつもよりかなり多めにアップしました。
でも、このアクリルのケースはマットボードや裏板にどのように固定しているのかなぁと、次の疑問が湧いてきます。
実は凸型に加工しています。 正確にはBOX型ではなく背面は空いていて裏板で押さえていますので、雑誌を取り出すことも可能なので雑誌を見たくなれば、いつでも見る事ができます。
凸型の周りは当然引っ込んでいるのですが、そこにも4方すべてにアクリルが伸びていてマットボードの上に乗せ込んでいます。
僕の文章力では全てを伝える事は到底無理なので、あとは画像を見てご理解下さい(笑)
宝物のように大切にしている雑誌をお持ちの方も素敵に額装してみませんか?
デザインが優れている雑誌の表紙って下手なアート作品より魅力的ですよね(笑)
額装すると大切な雑誌の経年劣化も防ぐことができて一石二鳥です。
世間の評価なんか気にせず、自分が良いと思う物を自分流に楽しむ。
これが本当に一番贅沢なアートの楽しみ方ですね。
額装費の内訳
額縁 Eternity Black(UVカットアクリル)サイズ700 11,446円
マットボード (コットンスエード白)サイズ700(幅50mm) 5,929円
立体加工代金 サイズ700 5,856円
凸型のアクリルBOX代金 29,260円
額装合計金額 52,491円(税抜き)
フレーム 外付: 縦 437mm × 横 369mm × 厚 40mm
額装総重量: 2300g
額装のご相談はこちらから
僕は本気で【世界最高峰の額装を作り続けて行きたい!】と思って日々取り組んでいます。
この16年の間に(2023年時点)5000点を超える本気の額装を手がけて来ました!
仕事もプライベートも、つまり人生全てにおいて、妥協することが大嫌いなので【利益追求のための手抜き】は一切やりませんし、そんなことをこそっとやる職人とは、絶対に仕事を一緒にはしません!
もし、あなたがこのノイズキング藝術額装店のスタンスに共感いただけるのなら、下記の3点をご明記の上、お問い合わせください。
①額装される作品のアーティスト名と作品名
(各作品の余白によって、フレームサイズが変わって来ますので、事前にご連絡いただけた方がよりスムーズにお見積もりをお知らせできます。)
②作品の縦・横のサイズ(mm単位)※キャンバス作品の場合は厚みもお知らせ下さい。
③ご希望のフレーム
(「これと同じにしてほしい」とご希望の額装例のURLを送っていただいても大丈夫です。)
③のご希望のフレームがまだお決まりでない場合は、こちらで作品に合う額装を考えて、ご提案させて頂きますので、初心者の方でもお気軽にご相談ください。