K様が昨年(2018年)11月9日のノイズキングのこの記事を見て、モルタル額装に感動して下さって、自分が購入したマーティン・ワトソンのキャンバス作品もモルタル額装で是非、仕上げて欲しいとご依頼いただきました。
(このURLはノイズキングのサイトに飛びます)
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http://noiseking.jp/martinwhatson-concrete-frame/
今回も下地の木枠の部分は地元高松市国分寺町のsugiyamakagu、モルタルの塗り込みは大阪の権藤美術塗装に手がけていただきました。
sugiyamakaguは10年、権藤美術塗装も7年のお付き合いで製作の腕、人柄共に素晴らしく全幅の信頼を置いているので「出来るだけ軽く仕上げてほしいです。」とだけお伝えして、あとはいつものように作品をしっかり見てもらって、双方の経験と感性にお任せしました。
外野があれこれ言うよりそっちの方が職人さんもやりやすくて、結果、良いものが出来上がります。
「職人さんの腕はわかるけど、人柄が何か関係あるんですか?」って思われたかもしれませんが誠実さ、優しさ、を持っている職人さんは他者(この場合は依頼主)の気持ちに立って、細部に渡って気配りし、分をわきまえていて自分の高い技術をひけらかすのではなく、上手く活用させることができるので、依頼主の満足度は確実に上がるのです。
これはアーティスさんにも共通しているなと僕は思っています。
このシミ1つ1つに対しても権藤さんの計算があるはずです。
今年の春、うちの息子の結構本格的な4駆のラジコンの車輪が外れて、僕ではどうやっても直せなくて、息子が半泣きになるわで親子で途方に暮れていた時に、タイミング良くsugiyamakaguの3代目が仕事の合間に所用で家に寄ってくれたので、ラジコンを直してもらう事にしました。
3代目も所詮、子供のおもちゃだし数分で直せると思っていたのですが、なかなか手強くて、工具箱から色々工具を引っ張り出して来て、部品までばらしたので結局30分ぐらいかかってしまいました。
次の現場に行かないといけなかったと思うのですが「子供から頼まれたのにこのままにしては帰れない!」って言いながら、最後まで直してくれました。こういった優しさを持った人達がノイズキングの額装を製作してくれています。
かなり軽量化に成功した言っても28.6kgあるので、今回も裏面の止め金具は鉄の職人さんに特注で製作してもらっています。
(今回は止め金具の画像を写し忘れたので、2018年11月9日製作分の画像を使っています)
P.S.
2018年の11月9日にご紹介したモルタル額装は、マーティン・ワトソン本人にも見てもらったのですが、本人も凄く気に入ってくれました。
P.P.S.
権藤さんがKurryさんを連れてわざわざ大阪から配達に来てくれた時、sugiyamakaguの3代目も誘って、行きつけのいこい食堂へどじょううどんを食べに行きました。
3代目とはもう何回も行っていますが、権藤さんとKurryさんは初めてでしたが、とても美味しいと言っていました。
箸の進み方から見ても(笑)本当に気に入ってくれたはずです。
(食べログ いこい食堂)
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https://tabelog.com/kagawa/A3704/A370401/37000776/
額装費の内訳
額装合計金額 416,200円(税抜き)
フレーム外寸: 縦 1280mm × 横 1277mm × 厚 80mm
マット幅(フレームとキャンバスの側面の間)45mm / フレーム幅 90mm
額装総重量: 28,600g
アーティスト名: Martin Whatson(マーティン・ワトソン)
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