KYNEのF8号サイズ(縦 455mm ×横 380mm)のキャンバス の原画を額縁 Eternity White、マットボードはコットンスエード 素材の白で額装しました。 KYNEの作品は原画、シルクスクリーン on ペーパー、合わせてもう100作品(回)近くは額装を手がけて来ましたが、90%ぐらいの人がEternity Whiteを選択されました。
額装の主張を極力、控えて作品の完璧な引き立て役と考えての事でしょうが正解だと思います。
この原画は2017年7月に原宿のGALLERY TARGET(ギャラリー・ターゲット)で開催されたKYNEの個展【KYNE TOKYO】に展示された21作品のうちの1つです。
これから5年、10年と時間の経過と共に日本の現代アート代表する作品の1つになっていくんでしょうね。
キャンバスやウッドパネルの作品を額装する時は固定するために絶対、裏にビスを使わないといけません。
ノイズキング藝術額装店では固定で生じる裏面の負担を極力軽減させるためにビスを使う場合でも一手間かけています。しかし、作品には一切、手を加えてほしくないと希望される人には、今回のように凸型に特殊加工したアクリルのケースをお勧めしています。(厳密には、ケースと言っても背面は無く凸型(帽子型)になっています。)
凸型のアクリルケースの製作には加工に高度な技術と手間を要する為に費用が少し高額になります。
しかし、このKYNEのような高額作品や今後、市場価値が上がると予想される作品には、大切な作品の維持費用とお考え頂いて、この凸型のアクリルケース仕様を半ば強制的(笑)にオススメさせていただいています。
この凸型のアクリルケースを使った額装がどのような構造になっているのか画像を交えてご説明します。
凸型のアクリルのくぼみの中にキャンバスが収まる格好になります。
基本的に一回額装したら作品を取り出す事はそうそう無いと思いますが、この構造だともし作品を額装から出したいとなれば裏板を外せば直ぐに取り出せます。
作品が入っていない状態がこんな感じです。画像では全く分かりませんが凸型のアクリルケースとその手前(この画像では奥)にも通常のアクリルがあるので、アクリルが15mmほどの空間をあけて2枚重なっているのですが、透明度の高いアクリルを使用しているので、作品の見栄えに何の遜色もありません。
これが裏板もセットした飾れる状態です。
作品の裏面にKYNEのサインが入っているので 裏板をくり抜いてサインが見えるようにしています。
作品がむき出しにならないように裏面にもアクリルを使っています。
額装費の内訳
額縁 Eternity White(UVカットアクリル)サイズ1100 18,900円
マットボード(コットンスエード白)サイズ1100(マットボード幅 / 35mm) 9,801円
立体加工代金 18,634円
凸型のアクリルBOX代金 35,654円
裏面くり抜き代金 9,680円
額装合計金額 92,669円(税抜き)
フレーム外寸: 縦 595mm × 横520mm × 厚み 60mm
額装総重量:4100g
アーティスト: KYNE(キネ)
タイトル : Untitled
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僕は本気で【世界最高峰の額装を作り続けて行きたい!】と思って日々取り組んでいます。
この14年の間に(2021年時点)5000点を超える本気の額装を手がけて来ました!
仕事もプライベートも、つまり人生全てにおいて、妥協することが大嫌いなので【利益追求のための手抜き】は一切やりませんし、そんなことをこそっとやる職人とは、絶対に仕事を一緒にはしません!
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①額装される作品のアーティスト名と作品名
(各作品の余白によって、フレームサイズが変わって来ますので、事前にご連絡いただけた方がよりスムーズにお見積もりをお知らせできます。)
②作品の縦・横のサイズ(mm単位)※キャンバス作品の場合は厚みもお知らせ下さい。
③ご希望のフレーム
(「これと同じにしてほしい」とご希望の額装例のURLを送っていただいても大丈夫です。)
③のご希望のフレームがまだお決まりでない場合は、こちらで作品に合う額装を考えて、ご提案させて頂きますので、初心者の方でもお気軽にご相談ください。