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KYNE(キネ)のハンドペイントの作品に相応しい額装とは?

2015年に数点だけアクリルの絵の具でハンドペイントで製作されたこのKYNE(キネ)の作品は、現在の市場価格は軽く100万円を超えていることでしょう。

 

 

 

T様の希望で作品を先に送っていただき、実物を拝見して額装を提案させていただく段取りになりました。
*通常は先に画像だけを拝見して、額装を提案させていただくケースの方が多いです。

「額装次第で、もっともっと輝くと思います。作品と同じぐらい額装にはお金を掛けるべきだと思ってます。」と最初におっしゃって下さり、まさにノイズキング藝術額装店が求めている【最高の顧客】だなこの人は!と思ったので、いつにも増して提案に気合いが入りました。

 

 

 

KYNEの作品と言えば白いシンプルな額装のイメージが強いですが、こちらはKYNEの作品には珍しい黒とグレーのグラデーションを基調としたシックな作品ですから、白より黒いフレームの方が良いなと直感的に思いましたし、ハンドペイントの刷毛のタッチとストロークが味わい深いのでフレームも味のあるのが良いなと思い、「Patchwork2 Black」を一推しで提案させていただきました。


*他にも2案、計3案を提案してT様が「Patchwork2 Black」を気に入って下さいました。

 

 

 

作品が410mm×410mmと結構、小ぶりなので迫力とラグジュアリー感を増加させるためにマットボードに段を付けて、2重構造にしています。

単純にマットボードだけを広く取ると、間延びした感じになって僕の美的感覚からするとあれが大嫌いで絶対にやりません。
(一般の額装店はあれを普通にやってしまっていますが)

マットボードに段を付けることで、実質80mm(上50mm、下30mm)ずつもマットボードのエリアを
取っていますが間延びするどころか存在感が半端ないです。

 

 

 

初めての方は驚くのですが、実はこのパッチワークのピースは全て職人さんが1ピース、1ピース、手作りで作ってくれています。

そして、僕たちのこだわりとして絶妙に錆びさせた鉄のピース(もちろんこれも手作り)をアクセントに数点、ランダムに埋め込んでいます。

恐らく木のピ—スだけでも1ピース、1ピース表情が違っているので充分だとは思いますが、唯一無二感を極めるためにも、だめ押しの意味を込めて鉄のピースをアクセントに使っています。

 

 

 

KYNEのサインが裏面に入っているので、裏板をくり抜いてサインが見える様にしています。
(保護用にアクリルを付けているので裏面もむき出しにはなっていません。)

飾ると当然、ここは隠れてしまいますが見たい時に額装をめくればサインが見えるって嬉しいですよね。

 

 

 

あとこの額装にはもう一つのこだわりがあります。

通常、このような立体の作品を額装に固定する際は、作品の裏をビスを使って留めます。
(もちろん作品へのダメージを最小限にとどめる一手間かけた留め方をしています)が、

今後、更なる価値が上がることが確実な作品ですし、作品サイズも比較的、小さいのと、T様の予算に余裕があったので凸型に特注で製作したアクリルのケースに納めています。(ケースと行っても背面は裏板が来るので、アクリルは付いていませんが)

 

 

 

この額装を受け取ったT様からお礼のメールをいただきました。


【額装の出来栄えが、大変素晴らしかったです。
正直なところ、KYNEの作品よりも額装に僕は感動しました。】

額装バカ冥利に尽きるコメントをいただき、また明日からも更に頑張ろうと思いました!

 

 

 

額装費の内訳

 

額縁  Patchwork2 Black(UVカットアクリル)サイズ1200 114,687円


マットボード(コットンスエード白)サイズ1200 /
マット幅 50mm 12,053円


立体加工代金 34,407円

 

外側マットボードの足場代金 16,200円


凸型のアクリルBOX代金 48,600円


裏面くり抜き代金(アクリル代も含む) 11,016円

 

額装合計金額 236,963円



フレーム外寸: 縦 625mm × 横 627mm × 厚み 50mm

額装総重量: 7000g



アーティスト: KYNE(キネ)


タイトル: Untitled

 

 


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僕は本気で【世界最高峰の額装を作り続けて行きたい!】と思って日々取り組んでいます。

この12年の間に(2019年時点)5000点を超える本気の額装を手がけて来ました!

 

仕事もプライベートも、つまり人生全てにおいて、妥協することが大嫌いなので【利益追求のための手抜き】は一切やりませんし、そんなことをこそっとやる職人とは、絶対に仕事を一緒にはしません!

 

もし、あなたがこのノイズキング藝術額装店のスタンスに共感いただけるのなら、お気軽に以下からお問い合わせ下さい。

 

 

1. 額装される作品の縦・横のサイズをmm単位でお願いいたします。

(お見積もりがスムーズにお知らせできます。キャンバス作品の場合は、厚みもご記入ください)

 

2. ご依頼される額縁がお決まりの場合は、そちらの額縁名をお知らせ下さい。

「これと同じにしてほしい!」という額装例のURLを送っていただいても大丈夫です。

 

「忙しくて考える時間がない」、「初心者で何が何だかわからない」という方も作品に応じたベストな額装をご提案させていただきますので、お気軽にご相談ください!

 

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