軽いノリで総金箔貼りの額装を作って見ました。

今日は遊びと実験を兼ねて作った、僕(高田)の私物の額装をご紹介します。

 

今回、額装した作品はFanakapan(ファナカパン)の「Word Big Bird」です。

 

Fanakapanは、とても平面に描いているとは見えない、ヘリウムバルーンの陰影や浮き具合、光の反射の強調など、すべてスプレーペイントで表現できる稀な技術を持っていて、ここ数年、本国イギイリスを中心に急激に人気を伸ばしているアーティストです。 今年1月には日本でも初めて個展が開催されました。

 

 

 

この金々のフレームは塗料を塗っているのではなく、足利義満バリに贅沢に24金の金箔を裏面以外の全面に貼り付けています。

 

「単なる好奇心」だけですが、金箔のフレームを作りたいと数年前から思っていて、どうせなら自分の作品でやろうってことで、ずっと、どの作品でしようかと考えていました。

 

 

 

昨年、一目惚れして買ったFanakapanのこの作品、もちろん作品も気に入っていますが、一目見て「金箔の額装にピッタリだぞ!」と即断しました。

 

黒い鉛筆だけで表現された(こちらはプリントですが)モノクロの世界観と金箔の輝きの対比が絶対いけると、頭の中で完成図が恐ろしいほど明確に思い浮かんだのです。

 

 

 

面倒な額装の依頼が入った時には、いつもの様に「WALNUT」や「wabisabi」などの無垢材を使ったフレームの製作をやってくれているsugiyamakaguの3代目に相談するんですが今回は、 神輿や神具、祭礼具を作っていて金箔を巧みに操る工房を紹介してくれ、 妥協なく僕のイメージ通りに製作できるようになりました。

 

 

 

純金の輝きは素晴らしく神々しく慈悲深いオーラを放っていて、見ているだけで御利益をいただけそうです。

もちろん、作品より額装費の方がかなり高くなりましたが大満足です!

 

 

 

神輿、神具、祭礼具に金箔を貼る際は下地の表面を綺麗に整えて貼り込むのですが、ああゆう感じの仕上がりは、ストリートアートには合わないので、今回はあえてダイナミックに木枠に直貼りしてもらいましたが、この判断も大成功でした。

 

 

 

額装費の内訳

 

額縁 金箔総貼りフレーム(UVカットアクリル)サイズ1100 151,800円

 

マットボード(コットンスエード白)サイズ1100(マットボード幅 / 40mm) 9,801円

 

額装合計金額 161,601円(税抜き)

 

 

フレーム外寸: 縦 640mm × 横 515mm

 

額装総重量:2400g

 

 

アーティスト: Fanakapan

 

作品名:Word Big Bird

 


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僕は本気で【世界最高峰の額装を作り続けて行きたい!】と思って日々取り組んでいます。

この12年の間に(2019年時点)5000点を超える本気の額装を手がけて来ました!

 

仕事もプライベートも、つまり人生全てにおいて、妥協することが大嫌いなので【利益追求のための手抜き】は一切やりませんし、そんなことをこそっとやる職人とは、絶対に仕事を一緒にはしません!

 

もし、あなたがこのノイズキング藝術額装店のスタンスに共感いただけるのなら、お気軽に以下からお問い合わせ下さい。

 

 

1. 額装される作品の縦・横のサイズをmm単位でお願いいたします。

(お見積もりがスムーズにお知らせできます。キャンバス作品の場合は、厚みもご記入ください)

 

2. ご依頼される額縁がお決まりの場合は、そちらの額縁名をお知らせ下さい。

「これと同じにしてほしい!」という額装例のURLを送っていただいても大丈夫です。

 

「忙しくて考える時間がない」、「初心者で何が何だかわからない」という方も作品に応じたベストな額装をご提案させていただきますので、お気軽にご相談ください!

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