東京都にお住まいのK様から、ご依頼いただいて製作した額装をご紹介します。
前回(2020年10月9日)に続いて、今回もBanksy(バンクシー)の2017年の作品「SALE ENDS」の額装をご紹介します。
今回は前回と打って変わって木材本来が持つ魅力で勝負した、額縁 WALNUT Blackの額装です。
画像からもすでにセクシーな木目の魅力がある程度は伝わっているので、実物がいかに凄いのかはご想像いただけると思います。
【SALE ENDS】はBansyのシルクスクリーン 作品の製作販売を手がけていた、POW(Pictures on Walls)が2017年末で閉店した時にリリースされた作品です。 実は「SALE ENDS」は2006年に1度リリースされていました。
「SALE ENDS TODAY」のプラカードに群がっている人達が2017年バージョンは一人増えて、5人になっていたり。人物の描き方は細かくなっていたり進化を感じます。 そして何より、POWの閉店の節目に【SALE ENDS】を再リリースするセンスもBansyらしくとても粋です。
(こちらがBanksy "SALE ENDS" 2006年バージョンです。)
WALNUT Blackはパッと見はとてもシンプルなフレームですが、WALNUT(ウォールナット)材の存在感と重厚感が凄いので、それに調和させるためにマットボードは毛足があり、味わい深い、コットンスエード素材にしています。
普通の表面ツルツルの紙のマットボードだと、そこだけが間が抜けたみたいになって、驚くほど全体の仕上がりに締まりがなくなります。
Banksyの直筆サインとWALNUT Blackの並びは、もし酒飲みのアート好きならこれだけで3杯は酒が飲めるんでしょうね。
WALNUT Blackは高級感のあるこげ茶色が特徴のWALNUT材をあえて黒く塗っています。
でも製作してくれている職人さんが発明した魔法の黒い塗料を使っているので、WALNUT材の美しい木目はしっかり残しつつ、よく見ると黒の奥にWALNUT材のこげ茶がうっすら残っていて表情豊かな見た事ない様な深みのある黒が生まれています。
前回のNOISEPRINCE Goldの額装と見比べると、同じ作品でも額装が変わる事で「別の作品か?」と思えるぐらい、作品が与える印象が大きく変わるのを体感いただけるので、是非、試しに見てください。
【Banksy "SALE ENDS"をNOISEPRINCE Goldで額装しました。】
↓
https://www.noiseking-gakusou.com/banksy-saleends-noiseprincegold/
額装費の内訳
額縁 WALNUT Black(UVカットアクリル)サイズ1600 77,198円
マットボード(コットンスエード白)マット幅 60mm / サイズ1600 15,851円
額装合計金額 93,049円(税抜き)
フレーム外寸: 縦 798mm × 横 990mm
額装総重量: 7100g
アーティスト: Banksy(バンクシー)
タイトル: SALE ENDS
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僕は本気で【世界最高峰の額装を作り続けて行きたい!】と思って日々取り組んでいます。
この12年の間に(2019年時点)5000点を超える本気の額装を手がけて来ました!
仕事もプライベートも、つまり人生全てにおいて、妥協することが大嫌いなので【利益追求のための手抜き】は一切やりませんし、そんなことをこそっとやる職人とは、絶対に仕事を一緒にはしません!
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2. ご依頼される額縁がお決まりの場合は、そちらの額縁名をお知らせ下さい。
「これと同じにしてほしい!」という額装例のURLを送っていただいても大丈夫です。
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