じらしても仕方ないので単刀直入に言いますが、こちらの額縁はレザーを使用しています。
この12年で本当に色々な額装を製作してきましたが、レザーを使ったのは今回が初めてです。
I様から「wabisabiの形状でレザーのフレームは作れないか?」とご相談いただき、早速、いつものようにsugiyamakaguの3代目に相談しました。
どんな難問でもいつも何とかしてくれるので、僕より11歳も若いのですが何かあればすぐに3代目に相談します。
毎回、何とかしてくれるのをいいことにお客さまから「こんなの出来ないですか?」と質問されると、sugiyamakaguの3代目に確認する前に「出来ますよ!」と即答しています(笑)
wabisabiの味と無骨さをレザーで表現するために色々な議論の末、強い耐久性が求められる馬具用に作られた「ブライドルレザー」を使用することにしました。
ブライドルレザーとは牛革の皮革をナチュラル・タンニンなめし(皮から革への加工方法のひとつ)でなめされ、蜜ロウ、タロウ、植物性油などのワックス(簡単に言うとロウソクのロウみたいなもの)を最終段階でアイロンや手などで革の表面に塗り込んだものです。
長いものでは1年半もの期間がかかり、皮革自体も非常に貴重(ブライドルレザー伝統のタンナーでしか良いものは作れません)で、牛革の中では群を抜いた価格で取引されています。
塗り込まれたロウが画像のように白く粉を吹いているようになっていますが、これもブライドルレザーの魅力の一つです。
wabisabiと同じように木枠を作り、それにブライドルレザーを張り込んでいます。
角のガタガタ感を少し強調させるために、通常の木のwabisabiよりは出っ張りを数mm、長くとっています。
当然、枠の内側にもレザーが張り込まれています。
レザー感が満載の角の仕上がりです!
「額装バカ」はこの画像で何杯が酒が飲めます!
常識的には額縁の材料には絶対使わないモルタルや鉄などを使って額装を製作したことがありますが、また「非常識なノイズキング額装の歴史」に新たな1ページが追加されました!
ノイズキング藝術額装店は、ベーシックな額装から今回のレザーのような世界で一つ級の変わった額装まで幅広く製作しております。
あなたの大切でお気に入りの作品を【額装の知識とセンス】と【アート作品の知識とセンス】の両方を持ったノイズキング藝術額装店に安心してお任せ下さい。
他店で購入した作品でも、無名のアーティストやあなたのお子様のお絵描きでも、喜んで額装させていただきますのでお気軽に以下からお問い合わせ下さい。
額装費の内訳
額縁 wabisabi - leather(UVカットアクリル)サイズ1600 (フレーム幅46mm) 336,600円
マットボード(コットンスエード白)サイズ1600 15,851円
額装合計金額 352,451円(税抜き)
フレーム外寸: 縦 540mm × 横 1173mm
額装総重量: 4250g
アーティスト: Banksy
作品: Have a Nice Day (Unsigned)
額装のご相談はこちらから
僕は本気で【世界最高峰の額装を作り続けて行きたい!】と思って日々取り組んでいます。
この12年の間に(2019年時点)5000点を超える本気の額装を手がけて来ました!
仕事もプライベートも、つまり人生全てにおいて、妥協することが大嫌いなので【利益追求のための手抜き】は一切やりませんし、そんなことをこそっとやる職人とは、絶対に仕事を一緒にはしません!
もし、あなたがこのノイズキング藝術額装店のスタンスに共感いただけるのなら、お気軽に以下からお問い合わせ下さい。
1. 額装される作品の縦・横のサイズをmm単位でお願いいたします。
(お見積もりがスムーズにお知らせできます。キャンバス作品の場合は、厚みもご記入ください)
2. ご依頼される額縁がお決まりの場合は、そちらの額縁名をお知らせ下さい。
「これと同じにしてほしい!」という額装例のURLを送っていただいても大丈夫です。
「忙しくて考える時間がない」、「初心者で何が何だかわからない」という方も作品に応じたベストな額装をご提案させていただきますので、お気軽にご相談ください!